「いつか有名になってフッたことを後悔させてやる」――そんな思いから生まれたバンド名を持つreGretGirl(リグレットガール)が、今、若者を中心に大きな注目を集めています。
切ない恋愛模様を描いた歌詞とキャッチーなメロディで、若い世代を中心に人気が急上昇しています。
今回は、
- reGretGirlがTikTokでバズ!
- reGretGirlの経歴は?
- reGretGirlの歌詞の魅力は?
これらについて紹介します。
それでは行きましょう!
reGretGirlがTikTokでバズ!

TikTokは音楽シーンに大きな影響を与えていますが、reGretGirlもその波に乗ったバンドの一つです。
reGretGirlはTikTokで「ホワイトアウト」などの楽曲がバズり、フォロワーや楽曲の再生数が急増しています。
「ホワイトアウト」は冬の切なさや失恋の痛みを描いたラブソングとして、TikTok上で多くの共感を呼び、若い世代を中心に人気が爆発しました。
《いつだって/なかなか既読にならない/未読のままのラインが不安で》という歌詞から始まる失恋ソング“ホワイトアウト”がTikTokを中心にバズり、MVが2200万再生回数を超えた大阪出身のスリーピースバンド、reGretGirl。
出典:rockin’on.com
また、「#reGretGirlハングオーバー」などのハッシュタグを使った投稿キャンペーンも展開され、ユーザー参加型で話題が拡大中のようです。
6月8日から6月22日までに、TikTokにて”#reGretGirlハングオーバー”のハッシュタグとともに、「ハングオーバー」の楽曲を使用して”夏”をテーマに動画を投稿すると、抽選でサイン入りプレゼントが当たるキャンペーンも開催。
出典:skream!
reGretGirlの経歴は?

reGretGirlは2016年に大阪で結成されたロックバンドで、メンバーはボーカル・平部雅洋さん、ベース・十九川宗裕さん、ドラムス・前田将司さんの3人です。
バンド名の由来は非常に興味深く、ボーカルの平部さんが失恋した際に「いつか有名になってフッたことを後悔(英語でregret)させてやる」という思いから名付けられたそうです。
彼女に振られたことがきっかけで音楽を本気で始めたという平部さんの経歴も、バンドの世界観に深く結びついています。
reGretGirl(リグレットガール)は、regret「後悔」+girl「女の子」なので直訳すると「後悔する女の
子」になります。もともと軽音楽部でバンドをやっていた平部さんですが、振られたことがきっかけで「本気で音楽をやろ
出展:ぷらちなノート
う」と思ったそうです。
主な活動としては、2017年12月にNo Big Deal Recordsより初の全国流通盤『my』をリリースし、収録曲「ホワイトアウト」が大きな注目を集めました。
2018年に2ndミニアルバム『take』、2019年9月に3rdミニアルバム『soon』をリリースしました。
2021年には日本コロムビアからメジャー1stフルアルバム『カーテンコール』でメジャーデビューを果たしています。
結成後は自主制作で楽曲を発表していましたが、2017年にミニアルバム「my」を全国で販売。収録曲「ホワイトアウト」がTikTokを通じて若者に浸透していき、楽曲のMVは2024年7月現在、3,900万回以上の再生回数を記録しています。
出典:カルチャ
reGretGirlの歌詞の魅力は?

reGretGirlの最大の魅力は、平部さんの実体験に基づいた等身大の歌詞にあります。
特に失恋ソングに特化した作風は、同じような経験をした多くのリスナーから共感を得ています。
平部さんの歌詞の特徴は、スマートフォンやSNSなど現代の若者のコミュニケーションツールを自然に取り入れていることでしょう。
例えば「ホワイトアウト」では、LINEの既読や未読といった現代の恋愛で誰もが経験する不安感が描かれています。
いつだってなかなか既読にならない
出典:ミーティア
未読のままのラインが不安で
君が少し会いたいって言うから
思わず飛び出した午後8時
「いつだってなかなか既読にならない 未読のままのラインが不安で」という歌詞に、多くの若者が共感しているようです。
このようなリアルな描写が、特に若いリスナーの心に強く響いているのかもしれません。
また「後悔」や「未練」といった、恋愛において誰もが持ちながらも口にするのが恥ずかしいと感じるような感情を、隠すことなく素直に表現している点も大きな特徴です。
失恋ソングを得意とするアーティストはたくさんいますが、reGretGirlが他のアーティストと違うのは、彼らが失恋ソング”だけ”に特化したバンドという点でしょう。
「しばらくは“失恋”以外は歌うつもりないです。」と口にする平部雅洋 (Vo./Gt.)が綴る、等身大な想いが込められた “女々しい” “切ない” 歌詞に着目しながら、おすすめの曲を紹介します。
出典:ミーティア
男性視点ながらも、その素直な感情表現は性別を問わず多くのリスナーの共感を呼んでいるようです。
reGretGirlの楽曲は、切ない歌詞でありながらもキャッチーなメロディラインと組み合わさることで、聴きやすさと心に残る印象を両立させています。
この「ポップさ」と「切なさ」の絶妙なバランスが、TikTokなどのSNSでの広がりにも一役買っているのかもしれません。
まとめ
reGretGirlは、ボーカルの平部雅洋のさんの失恋体験から生まれたバンドであり、その痛切な経験に基づいた等身大の歌詞と心地よいメロディが若者を中心に大きな共感を呼んでいます。
特にTikTokでの楽曲使用が多く、代表曲「ホワイトアウト」のMVは3,700万回以上再生されるなど大きな話題となっています。
彼らの魅力は、現代的な恋愛描写と素直な感情表現にあり、スマホやSNSを通じたコミュニケーションの機微を歌詞に取り入れることで、デジタルネイティブ世代の若者たちの心をつかんでいます。
また、切ない歌詞とキャッチーなメロディの組み合わせが、SNSでの拡散にも適していることも大きな要因です。
これからも多くの恋愛経験者の心に寄り添い続けるバンドとして、彼らの活躍から目が離せません。
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