シンガーソングライターとして絶大な人気を誇る藤井風さん。
その魅力的な楽曲や独特の岡山弁を使った歌詞が注目される一方で、ネイティブのような流暢な英語力も大きな話題となっています。
留学経験がないにもかかわらず、ここまで自然な英語を話せるのはなぜなのでしょうか?
ハーフや帰国子女の噂まで飛び交う藤井風さんの英語力の秘密について、多くのファンや英語学習者が興味を持っているのではないでしょうか。
今回は、
- 藤井風の英語力は?
- 藤井風は海外からどう評価されている?
- 藤井風の英語の学習方法とは?
これらについて紹介します。
それでは行きましょう!
藤井風の英語力は?

藤井風さんの英語力は、ファンや専門家から「ネイティブレベル」と評されるほど高いものです。
藤井さんは、メジャーデビュー前から公式YouTubeチャンネルや自身のSNS上で、英語を交えた楽曲解説や自己紹介動画を継続的に公開していました。
動画の中では、英語字幕を必要としないほど自然に英語を使いこなし、制作秘話や歌詞の意図を滑らかに語る姿が印象的です。
特に『何なんw』のミュージックビデオメイキングでは、英語でプロジェクトのコンセプトを説明し、その流暢な発音と適切な語彙選択が専門家からも一目置かれる完成度を誇っています。
すごく流暢に話している藤井風さんの英語ですが
特段難しい英語を使っているわけではなく
英語の基本的な要素を、それはそれは丁寧にきちんと使いこなしているんです。
出典:amebaブログ
ナタリーのコラムで別所哲也氏は、藤井さんの英語は「非常にリズム感があり、爆発音や破裂音といった英語特有の息づかいを本質的に持っている」と絶賛しており、日本語の母音構造に引きずられない独自の発声法が、まるでネイティブのような音楽的英語表現を可能にしていると指摘しています。
英語は非常にリズム感のある言語で、藤井さんはそれを本質的に持っている。日本語が染み付いていると、どうしてもすべての言葉の母音が「あいうえお」になってしまいますが、彼はそうではないんですよ。爆発音とか破裂音も含め、英語特有のリズムと呼吸を感じる。
出典:音楽ナタリー
藤井風は海外からどう評価されている?

藤井風さんは日本国内だけでなく、海外からも高い評価を得ています。
特に注目すべきは2022年にタイでバイラルヒットした「死ぬのがいいわ」です。
タイのTikTokユーザーを中心に「死ぬのがいいわ」を使った動画投稿が流行し、それがきっかけで世界中に藤井風さんの名前が知られるようになりました。
まず、「死ぬのがいいわ」のヒットの起点となったのは、2022年7月28日頃から、タイのTikTokユーザーを中心に「死ぬのがいいわ」を使った動画投稿が流行ったことだそうです。
出典:Yahoo!ニュース
海外から寄せられるYouTubeのコメントを見ると、「スターが誕生する瞬間を目撃している」「ニューヨークで日本の田舎の方言で歌っている、なんという天才なんだ」「なぜこんな良いアーティストが海外でほとんど知られていないのか理解できない」など、藤井さんの才能を絶賛する声が数多く見られます。
We’re watching a star in the making, everybody hold on, this is gonna be a hell of a ride.
(スターが誕生する瞬間を目撃しているんだ、みんな待ってくれ、とんでもないことになりそうなんだ)
He’s singing in countryside Japanese dialect in New York, what a genius.
(ニューヨークで、日本の田舎の方言で歌っている、なんという天才なんだ。)
(なぜ、これほど優れたアーティストが海外ではほとんど知られていないのか理解できない。これは何百万もの「いいね!」と「ビュー」に値します。)
出典:J Net-Life
このように藤井さんの英語力と音楽は、海外でも高く評価されています。
彼の楽曲は日本語で歌われていても、YouTubeのコメント欄には海外からの書き込みが多数寄せられ、英語曲に関しては特に「ネイティブに近い感性」「発音が自然」と絶賛されています。
藤井風の英語の学習方法とは?

高い英語力を評価されている藤井風さんですが、彼は帰国子女でもなければハーフでもありません。
藤井さんの英語学習法は、幼少期からの家庭での英語環境と独学がベースです。
父親と一緒に3歳から英語に触れ始め、英語の会話や発音を自然に身につけていったそうです。
3歳からピアノと同時に英語会話を学び始める。遊び感覚で父と習得!
出典:FES ROCK
特に特徴的なのは「音楽を通じて英語を学んだ」点です。
洋楽を聴き、歌うことで発音やリズム、感情の込め方を体得し、英語の曲も藤井さん自ら作詞作曲を行っています。
また、映画や海外のメディアにも積極的に触れ、実際に英語を使う場面を増やすことで、実践的なスキルを磨いていったようです。
藤井風さんの父親は音楽が好きだったため、藤井風さんは3歳からピアノを始め、様々なジャンルの音楽を聴いてきたと言います。
洋楽も多く聴いていたとのことで、洋楽の歌詞から英語の発音を学んでいたそうです。
出典:森のトレンドノート
こうした幼少期からという非常に速い学習スタートと、音楽という自分の好きなことに絡めて学んでいく勉強を勉強とらえず趣味の延長ととらえる考え方、そして実践的なアウトプットを欠かさない姿勢が現在の高い英語力につながったようですね。
まとめ
藤井風さんは、幼少期からの家庭環境、独学、そして音楽を通じた実践的な学習によって英語力を培ってきました。
ネイティブスピーカーからも高く評価され、海外のリスナーや専門家からも絶賛されています。
英語を使って自分の音楽を世界に発信し、国際的な活躍を広げている藤井風さん。
その英語力の裏には、日々の努力と独自の学習法がありました。
英語学習に興味がある方や藤井風さんのファンにとって、彼の歩みは大きなヒントとなるでしょう。
コメント