笑顔が魅力的で、幅広い分野で活躍する井ノ原快彦さん。
V6のメンバーとして長年人気を博し、NHK「あさイチ」での司会や、ドラマ「特捜9」での主演など、多彩な才能を発揮されています。
そんな彼の背景には、意外と知られていない生い立ちや苦労があります。
今回は、
- 井ノ原快彦の生い立ちとは?
- 井ノ原快彦が芸能界に入ったきっかけとは?
- 27歳で高校再入学
これらについて紹介します。
それでは行きましょう!
井ノ原快彦の生い立ちとは?

井ノ原さんは東京都品川区の大規模団地「八潮パークタウン」で育ちました。
幼い頃は5歳年上の姉と行動を共にし、姉の友人やその母親たちなど、多くの女性に囲まれて過ごしたといいます。
本人も「女子にイジられるのは別に嫌じゃなかった」と語るほどで、幼少期から女性に囲まれた環境に身を置いたことで、女性と親しみやすい丸く優しい性格に育ったようですね。
井ノ原は飯島とお互いに幼少期を回想。5歳上の姉がいたことから、「子供の時に姉といつも一緒にいて、姉の友達にいっつもイジられて…」と女性が周囲に多くいる環境で育ったという。
出典:スポニチ
八潮団地は幼稚園から高校まで揃った“マンモスタウン”で、団地の外へほとんど出なくても生活できる環境でした。
井ノ原さんも「小学1年生からずっと一緒に育ったから、ほぼ全員が幼馴染みみたい」と述懐しており、まさに地元コミュニティで育ったといえるでしょう。
東京都品川区にある八潮団地(八潮パークタウン)で育った井ノ原。八潮団地は、1号棟~69号棟まであり、約1万3,000人が暮らす“マンモスタウン”である。団地内には、保育園、幼稚園、小中学校、医療機関、スーパー、ホームセンター、書店、美容院などを完備。
出典:Real Sound
このような環境で育った経験が、後の人柄形成にも大きく影響を与えたとも考えられます。
井ノ原快彦が芸能界に入ったきっかけとは?

井ノ原快彦さんが芸能界に入るのには、果たしてどんなきっかけがあったのでしょうか?
井ノ原さんはテレビ朝日系ドラマ「西部警察」に憧れて芸能界入りを志したと語っています。
「僕は子供のころの夢が警察官でした。ですが父から(本物の警察は、西部警察のように)ショットガンをぶっ放せないと言われて。じゃあ(演技ができる)芸能人になればいいと。それで夢が芸能人に変わりました」と、井ノ原さんは2018年の「特捜9」会見で明かしています。
新メンバーの寺尾聰さんと初共演となる井ノ原さんは「芸能界へ入るきっかけなんですが、(寺尾さんが出演していた)『西部警察』に憧れたからなんです」と明かした。
出典:MANTAN WEB
そして井ノ原さんは小学校6年生のころ、ジャニーズのオーディションに受かるために必死にバック転の練習をし、6年生の終わりに自らジャニーズ事務所のオーディションに応募して見事合格。
12歳でジャニーズ事務所に入所しました。
そんな八潮団地の中にある八潮小学校に通っていた井ノ原は当時、必死にバック転の練習をし、小学6年生の時に自らジャニーズ事務所に応募して合格。
出典:Real Sound
このとき、同期に山口達也さん(元TOKIO)がいました。
ジュニア時代から様々なドラマに出演し、俳優としてのキャリアを築き始めた井ノ原さん。
そして1995年11月1日、19歳の時にV6のメンバーとして「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビューを果たしました。
27歳で高校再入学

ジャニーズジュニア時代の井ノ原さんは、さまざまなユニットに所属しながら下積み生活を送っていました。
司会業などで多才な才能を発揮する彼ですが、それ以前にも多くの努力と挑戦があったようです。
特筆すべきは、井ノ原さんの学業に対する姿勢です。
井ノ原さんは芸能活動の忙しさから高校3年生の時に中退することになりました。
高校を中退した井ノ原さんですが、27歳になって「30歳までに高校を卒業する」という父親との約束を果たすべく、通信制高校に再入学しています。
仕事と並行しながら単位を取るには2年はかかると言われる中、一念発起して27歳で通信制の科学技術学園高等学校に入学し、30歳のタイムリミットを迎える前に卒業し、父との約束を見事に果たしました。
2004年4月、高校卒業という父親との約束を守るために科学技術学園高等学校に入学。2005年3月、28歳で卒業した。
出典:exciteニュース
これは単なる学歴のためではなく、本当に「勉強がしたい」という純粋な思いからだったようです。
夜遅くまで仕事をした後にレポートを書いたり、10歳以上年下の友人たちと勉強を楽しんだりしたエピソードは、彼の向上心と努力家の一面を表しています。
理由は、勉強したかったから。今したいな、と思ったんです。仕事が終わってから寝ないでリポートを書いたり、10歳くらい下の友達ができたり。勉強するということを楽しみました。
出典:withnews
まとめ
笑顔が印象的な井ノ原快彦さんですが、その裏には多くの努力と家族の支えがありました。
子供の頃の「西部警察」への憧れから始まった芸能人としての道、途中で中断した学業を27歳で再開し成し遂げた高校卒業など、彼の人生は常に挑戦の連続でした。
現在は俳優、タレント、司会者として多方面で活躍し、また企業の役員としての顔も持つ井ノ原さん。
多くの人々を魅了し続ける彼の活躍に、これからも注目していきたいですね。
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